パタゴニア旅行記④(ペリト・モレノ氷河トレッキング)
【4日目】
この日は、Hielo y Aventura社が開催する氷河トレッキングのツアーに参加しました。
ツアーは2種類あり、比較的易しめのMini Trekking と、ガッツリ氷河を歩き回るBig Iceがあります。
言わずもがな後者を選びましたが、ネット上の口コミや実際行った人の評判によると、体力的にかなりキツいとのことだったので、行く前からだいぶビビってしまいました。
朝、ホテルの前でツアーバスに拾ってもらい、ロス・グラシアレス国立公園内にあるペリト・モレノ氷河へ。
初めは展望台から氷河を眺めました。
辺り一面が氷河で、迫力満点でした。
水面に対してほぼ垂直に切り立っています。時々、崩落の轟音が聞こえてきました。氷河って動き続けているんだなぁと感じられます。
展望台のコースをてくてく歩き、船乗り場へ。ここから、トレッキング地点まで船で近づきます。
船から降りたあとは、近くにある山小屋でガイドさんから説明を受けました。ここから、英語チームとスペイン語チームに分けられます。私はどちらとも中途半端ですが、一応英語チームの方へ。
氷河の中心部へ近付くために、小1時間ほど山道をてくてく登っていきます。
途中で、滝が見られます。
滝のすぐ側では、水を汲んで飲んでも良いとガイドさんが言っていたので、用意していた空きペットボトルで水を汲みました。早速飲んでみると、これが冷たくて美味しい!
そこからまた山道をてくてく。山中にあるキャンプ地点へ。
氷河に入る前に、そのキャンプ地点でアイゼンのサイズを測ったりハーネスを装着したりするのですが、そこに野牛が迷いこむというアクシデントが。
ガイドさん達が必死に石や枝を投げたりして牛を追い払おうとしたのですが、それで牛が興奮してしまい、ガイドさんを目掛けて突進してしまいました。彼女は上手く身をかわしていましたが、正直かなり危なかったと思います。
それを見た我々は、来た道をいったん戻るようにして逃げました。その牛は角が立派でしたし、もしあそこで突進されたら崖から落ちて死んでしまいます。今思い出しても背筋が凍る…
しばらくして牛をやり過ごした後は、ハーネスを装着しアイゼンのサイズを測って、いざ氷河へ!
氷河では、こんなのを履いて歩いていきます。
ガイドさんからアイゼン装着時の歩き方をレクチャーしてもらい、3パーティーに分かれて氷河を歩いていきました。
所々に、こんなクレバスがあります。底は見えません…
氷河の中は、色々な地形があります。途中でこんな所も。
すぐ側まで行って撮影してみました。吸い込まれそうな青色をしています。
氷河の上をてくてく。ガイドさんの歩いたルートを辿っていきます。
ある地点からの風景。
氷河って、面白い形をしています。
途中でこんな穴も。写っているのは、ガイドさんに支えてもらっているワタクシ。穴の中を見ることができました。
恐ろしいことに、ここで携帯電話を落とす事故が度々起きているらしいです。
ガイドさんいわく、ここに物を落とすと300〜400年後の崩落現場に出てくるかもよ〜とのこと。スマホが遺跡になってしまうのは嫌なので、撮影は控えておきました…
クレバスを越えながら、氷河をてくてく。
本当に吸い込まれそう。
水たまりも青い!
途中で、昼休憩をとりました。当然氷河の上に座って昼ごはんを食べるのですが、だんだんお尻が冷たくなる…
ガイドさんから、おやつのパウンドケーキをいただき(めちゃめちゃ美味しかった!)、パワーを回復してから再び歩き始めました。
しばらく歩いて行くと、湖のような所がありました。ここがまた綺麗なこと!
景色を楽しみながら、出発地点へ戻っていきました。
氷河の上を、トータルで3-4時間ほど歩き回りました。
氷河を出たあとは装着品を外し、来た道を戻って最初の山小屋まで戻りました。
山小屋では、ちょっと嬉しいコーヒーサービスがありました。しばしの間、他のツアー客と話していました。一緒のテーブルに座っていた人はアルゼンチン人、イタリア人、少なくとも英語圏の人(国は分からない…)でした。ほんとに、色んな国から来ています。
そこからまた船に乗って、元の場所へ戻っていきました。
ペリト・モレノ氷河ともお別れ〜
船では、ウィスキーのロック割のサービスがありました。これまた疲れた身体にしみて、とってもうまかった…!
ホテルに戻ってから、さっそくジャグジー風呂を試したのは言うまでもありませんw
次の日に疲れを残さないのが、旅の基本ですね!
翌日からは、世界の果てウシュアイアへ。
詳細は、次回以降に!
※行く前からビビらされた氷河ツアーでしたが、正直な感想を言うと、そんなにキツくなかったです。むしろ、フィッツ・ロイを臨むロス・トレス湖を目指すトレッキングルートの方が、よっぽどハードでした。
※もしかすると、同行するパーティーのレベルによってはキツく感じるのかもしれません。私の場合、周りに女性が多かったため、そこまでハードではなかったのかもしれません。逆に、ガチ登山のアスリート集団と一緒のパーティーを組むと相当キツいかもしれませんね…
この日は、Hielo y Aventura社が開催する氷河トレッキングのツアーに参加しました。
ツアーは2種類あり、比較的易しめのMini Trekking と、ガッツリ氷河を歩き回るBig Iceがあります。
言わずもがな後者を選びましたが、ネット上の口コミや実際行った人の評判によると、体力的にかなりキツいとのことだったので、行く前からだいぶビビってしまいました。
朝、ホテルの前でツアーバスに拾ってもらい、ロス・グラシアレス国立公園内にあるペリト・モレノ氷河へ。
初めは展望台から氷河を眺めました。
辺り一面が氷河で、迫力満点でした。
水面に対してほぼ垂直に切り立っています。時々、崩落の轟音が聞こえてきました。氷河って動き続けているんだなぁと感じられます。
展望台のコースをてくてく歩き、船乗り場へ。ここから、トレッキング地点まで船で近づきます。
船から降りたあとは、近くにある山小屋でガイドさんから説明を受けました。ここから、英語チームとスペイン語チームに分けられます。私はどちらとも中途半端ですが、一応英語チームの方へ。
氷河の中心部へ近付くために、小1時間ほど山道をてくてく登っていきます。
途中で、滝が見られます。
滝のすぐ側では、水を汲んで飲んでも良いとガイドさんが言っていたので、用意していた空きペットボトルで水を汲みました。早速飲んでみると、これが冷たくて美味しい!
そこからまた山道をてくてく。山中にあるキャンプ地点へ。
氷河に入る前に、そのキャンプ地点でアイゼンのサイズを測ったりハーネスを装着したりするのですが、そこに野牛が迷いこむというアクシデントが。
ガイドさん達が必死に石や枝を投げたりして牛を追い払おうとしたのですが、それで牛が興奮してしまい、ガイドさんを目掛けて突進してしまいました。彼女は上手く身をかわしていましたが、正直かなり危なかったと思います。
それを見た我々は、来た道をいったん戻るようにして逃げました。その牛は角が立派でしたし、もしあそこで突進されたら崖から落ちて死んでしまいます。今思い出しても背筋が凍る…
しばらくして牛をやり過ごした後は、ハーネスを装着しアイゼンのサイズを測って、いざ氷河へ!
氷河では、こんなのを履いて歩いていきます。
ガイドさんからアイゼン装着時の歩き方をレクチャーしてもらい、3パーティーに分かれて氷河を歩いていきました。
所々に、こんなクレバスがあります。底は見えません…
氷河の中は、色々な地形があります。途中でこんな所も。
すぐ側まで行って撮影してみました。吸い込まれそうな青色をしています。
氷河の上をてくてく。ガイドさんの歩いたルートを辿っていきます。
ある地点からの風景。
氷河って、面白い形をしています。
途中でこんな穴も。写っているのは、ガイドさんに支えてもらっているワタクシ。穴の中を見ることができました。
恐ろしいことに、ここで携帯電話を落とす事故が度々起きているらしいです。
ガイドさんいわく、ここに物を落とすと300〜400年後の崩落現場に出てくるかもよ〜とのこと。スマホが遺跡になってしまうのは嫌なので、撮影は控えておきました…
クレバスを越えながら、氷河をてくてく。
本当に吸い込まれそう。
水たまりも青い!
途中で、昼休憩をとりました。当然氷河の上に座って昼ごはんを食べるのですが、だんだんお尻が冷たくなる…
ガイドさんから、おやつのパウンドケーキをいただき(めちゃめちゃ美味しかった!)、パワーを回復してから再び歩き始めました。
しばらく歩いて行くと、湖のような所がありました。ここがまた綺麗なこと!
景色を楽しみながら、出発地点へ戻っていきました。
氷河の上を、トータルで3-4時間ほど歩き回りました。
氷河を出たあとは装着品を外し、来た道を戻って最初の山小屋まで戻りました。
山小屋では、ちょっと嬉しいコーヒーサービスがありました。しばしの間、他のツアー客と話していました。一緒のテーブルに座っていた人はアルゼンチン人、イタリア人、少なくとも英語圏の人(国は分からない…)でした。ほんとに、色んな国から来ています。
そこからまた船に乗って、元の場所へ戻っていきました。
ペリト・モレノ氷河ともお別れ〜
船では、ウィスキーのロック割のサービスがありました。これまた疲れた身体にしみて、とってもうまかった…!
ホテルに戻ってから、さっそくジャグジー風呂を試したのは言うまでもありませんw
次の日に疲れを残さないのが、旅の基本ですね!
翌日からは、世界の果てウシュアイアへ。
詳細は、次回以降に!
※行く前からビビらされた氷河ツアーでしたが、正直な感想を言うと、そんなにキツくなかったです。むしろ、フィッツ・ロイを臨むロス・トレス湖を目指すトレッキングルートの方が、よっぽどハードでした。
※もしかすると、同行するパーティーのレベルによってはキツく感じるのかもしれません。私の場合、周りに女性が多かったため、そこまでハードではなかったのかもしれません。逆に、ガチ登山のアスリート集団と一緒のパーティーを組むと相当キツいかもしれませんね…
by non-chile
| 2016-03-13 02:57
| 旅行
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